たぶ

狼が羊に恋をするときのたぶのレビュー・感想・評価

狼が羊に恋をするとき(2012年製作の映画)
3.5
ちょっと若者を狙った、ライトでオシャレなさわやか恋愛作品。
それぞれ過去を引きずっているふたりの、友達以上恋人未満なお話。

1から100まで数えることを、自分の諦めや改心のリミットとしている。
これはお話としてもいい軸になるし、現実でも使えそうな生活のヒントになる。

答案用紙に描かれた子羊と狼が、時々アニメとなって出てきたり、タイムラプス撮影をしたり、アフターエフェクトを追加したり、現実感を損なわない程度に特集映像表現が鋏まれる。これはやり過ぎ感は無かったので好印象。

子羊役のジエンマンシュー(簡嫚書)は初見だが、ショートカットのせいかすごくさっぱりした印象の美人。飾らないさっぱり感とやや陰がありつつも芯強く生きているキャラを好演している。

狼役のクージェンドンは、「あの頃、君を追いかけた」以来2度目に見たが、キャラ的には同じかんじ。

ドラマ「通霊少女」に出てた郭書瑤が、ちょっとお金にうるさい役で出ていた。「通霊少女」の気だるい感じではなく、チャキチャキした感じで、だいぶ印象が違う
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