これは久しぶりに出会った正統派ラブロマンスだぞ、と思っていたら…徐々に雲行きが怪しくなってきて最終的に思ってたのとだいぶ違ったけど終わり良ければ全て良し…ってそうはならんやろ。
世間知らず故に無鉄砲が過ぎるヒロイン、息子が死んだ事を免罪符に色んな意味で暴れまくるヒロインの父、罪を被って逮捕されても謝罪の１つもない友人、チクったくせにしれっと気遣うふりする元カノ。悪とか言われているはずなのに、彼と彼の父親の方がよほどまとも。喧嘩っ早いのは駄目だけどね。
壁があるほど燃えてしまう展開はロマンス映画あるあるだけど、壁にオプションで毒針付けてんの？ってくらい父親ディフェンスがリアルな嫌がらせ。格差の壁だけなんて甘っちょろいってこと？
最後の展開は必然といえばそうだったのかもしれない。人生狂わされた人までいるから。とりあえず父親が悲劇のヒロインぶるのやめな？
