質としては "おばけ" の怖さじゃないですよね、これ。"不審者出没" 系の怖さだ。何の変哲もない住宅街の路地裏のせっま～いところをヘンな人がウロウロしてたらイヤだなあ、、という。空想の産物じゃなくて、"社会の身近なところに存在しそうな、、" というのがポイントですか。
FILE-01にもかかわらず、人物紹介シーンも無いまま、グイグイ勢い任せで進んでいくのが良いです。どういう会社なんだろうとか、こういう仕事が本当に成立するのだろうかという疑問もコンテンツの一部になっていると言えそう。
呪術師の女が怒り出したとき、工藤Dが「下っ端のタキミサコについて教えてもらっていいですか」と "下っ端" を強調して言うんです。興奮している人間の機嫌を損ねないように会話を継続させるテクニック、わかってるなあと。（相手の足元を見つつ、相手がそれに気づいてない前提でしか成就しない技にも思えますが、、笑）
ハッタリじみてるけど、咄嗟の行動力があって、工藤Dいいですね～。見世物として面白いです。
