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アウェイデイズのmumbleboyのレビュー・感想・評価

アウェイデイズ(2009年製作の映画)
3.6
イギリスの青春映画って言ったら良いのかわからないけど、本当に暗いものばっかりですよね。それでも「ノーザーン・ソウル」とかだと音楽とダンスの素晴らしさという物がせめてもの救いではあるけど今作に関しては若者たちが暴力という最低のつながりでグループを成してそれに何故か主人公のカーティーが憧れるというのが意味不明でした。まだ音楽ファンという程をなしたスキンヘッズの方が理解できる、できないけど。一応サッカーファンという程だけど今作においてはサッカーのゲーム描写は全くないし試合は暴力のための口実にしか思えませんでした。唯一、特定のカジュアル ファッションに身を包むというのが彼らなりの美意識なのかなとは思いますがそのファッションというのがどっちかというと大人しく見えるのがやっていることと真逆なのがすごいギャップでした。そもそもカーティーをそこまで暴力行為へ動かすのが何か見えませんでした。エルヴィスの知り合いの女子と知り合った時点で普通のこの歳の男子だったら性愛に夢中になるのではと思いますが。。何だか美化されている様になっていいますがスポーツとか音楽とかに夢中になってそれプラスで暴力行為に及ぶのでもなく暴力が趣旨となってるカルチャーとかは御免です。
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