「生活のため」という言葉が非常に重い。
生活のためなら、芸術もアイデンティティも吹っ飛ぶ。
マーガレットも「生活のため」がスタート。
時代背景考えてもわからなくもない。
第一印象の良さと話術で人を掴む夫
クリストフ・ヴァルツがまたお見事。
アイデンティティ=絵画の中で苦しむ
マーガレットとは対照的に、
嘘を重ねることに躊躇も感じられないし、
見事に「根っから」って印象を受ける。
絵でもなんでもいい、
そこにアイデンティティがある人って
素敵だよなぁ。
ごたごたもあるんだろうけど、
うらやましくもある。