自然光を活かしたシネマトグラフィー、長回しの使い方、高校生のくせにアル中パーティアニマルだけど実は繊細なマイルズテラー君、直しどころがないくらい良い子なシャイリーンウッドリーちゃん、ラストのお母さんとのハグ、すべてが好きだ。
今が楽しければいい、将来や大学には興味がない、だけど楽天的な主人公が自分とは正反対な女の子に出会って人生について考える話。単なる高校生のラブストーリーじゃない、そこには将来・親・周りの人間が自分をどう思ってるか、10代のころ誰もが抱えた悩みがある。「今はもちろん素晴らしい、でもその先に次ぎの今がある。これからはその次も含めて生きていきます」
自分とはなんだろう、もう何も考えたくないと思ったとき。見てほしい。もう２０歳になっちゃったけど、やっぱりティーン映画はやめられない
