このレビューはネタバレを含みます
あの赤ピクミンみたいな全身タイツ姿で感電してぶっ倒れてるショット面白すぎる大好き。
『ゼイラム』観たときにも思ったけど俺は「ひと昔前の作品に出てくる近未来」フェチかもしれない(本作は2015年公開だけど)。洗練されたデザインになっていく中で削ぎ落されていく野暮ったいビジュアル。無機質で面白味のない現代の近未来感よりもなんだよその部品とその作業ってツッコみたくなるごちゃごちゃした「昔の近未来ガジェット」がめっちゃ好きなんだよな笑
ほんとに2015年公開かと疑いたくなる古めかしい世界観のSFを存分に楽しめるので好きな映画ではあった。人生の意味を見出そうとして研究に没頭し物理的にも精神的にも内にこもってしまった主人公がその壁をぶち壊してくる彼女や少年と時間を共に過ごすことで「道具」であることから脱却する~みたいな話だけどイマイチ咀嚼することができずそのドラマ性を飲み込めなかった。世界観を楽しみすぎてその中身を理解することを無意識のうちに放棄してたのかも笑
これ人に薦められてなかったらこの先も認知すらできなかったかもな観れてよかった笑