めかぽしや

ウンギョ 青い蜜のめかぽしやのレビュー・感想・評価

ウンギョ 青い蜜(2012年製作の映画)
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文壇から尊敬される70歳の詩人が
17歳の女子高生に欲情し
あらぬ妄想を抱いてしまう
言ってみれば変態エロオヤジなんですけど
ここ日本でも変態エロオヤジを文学に
してしまう谷崎潤一郎がいるし
妄想だけの話しならありだし、
純愛にもなるのではと思います。

女子高生役をキム・ゴウンが演じていますが、わたしはトッケビからキム・ゴウンを
知ったのでここまでやるのね…と
少し驚いたけど役者魂ってこうゆう事なんだな、、。
17歳って純粋さと色気を同時に持つ
微妙な年齢だと思います。
全ての人がではありませんが…

詩人を尊敬し、詩人が気にかける女子高生に嫉妬する30代の弟子が2人の関係を
拗らせていくような…
いやいや、女子高生が詩人と弟子の関係を拗らせてしまったのかもしれません。

詩人は詩人で自分の老いを見つめ
争いたく弟子の出入りを許したのかも
しれません。

恋しさと嫉妬が混じり合い
純粋さも感じられ
すれすれの位置ですが
わたしは好きな作品です。
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