「いつも忘れないで。君は自分が思っているより、勇敢で強くて頭がいい。」
そんな言葉をプーに残し小学校へ行くため森を去ったクリストファー・ロビンを、森の仲間たちはある勘違いから探しに出かけることに。
道は複雑で怖くて風がビュンビュン吹いて先に進むのが困難。
でもプーは何度も頭をトントンとたたき、クリストファー・ロビンの言葉を思い出し仲間を励ます。
プーの冒険は人生そのもの。
前が見えずぶつかったり、思い切って飛び込んだらどこまでも落ちていってしまったり。
どんなに痛くて泣きそうでも、自分のこころにある大切な言葉を思い出し友達の顔を思い浮かべれば、また前に進める。
プーの名言「僕は何もしてないをしているのさ。」が生まれる由来が出てきたり、キャラクターの関係性がわかりやすいので、実写版の前の予習にもおすすめ。
鈴虫が鳴き始めたいま、秋の一日目をお祝いするプーたちに会えて気持ちがほっこりした。季節の変わり目を肌で感じるの私も好き。
「僕がどこに行ってもいつでもふたりは一緒だよ。」
そう言って笑ったクリストファー・ロビンはどんな大人になるのかな。
