ザロックことドウェインジョンソン。彼とジェイソンステイサムに関しては彼らを軸として作品が作られ、そして作品が動いていると思わせられる。それほどの圧倒的存在感と、そして筋肉。
今作も多分に漏れずザロックの魅力たっぷりの大満足120分。
ザロックのレスキュー隊員なんてまあ、我々視聴者たちのみたいものをよおくわかっている。
今作は最序盤から崖に落ちかけた車を救助するド派手なレスキューシーンから始まる。
ザロックを見せるための映画は大抵彼の筋肉をいかにうまく見せるかに心血を注いでいるためにCGに関してはおざなりな部分が多い。
今作では違って、その違いをこの序盤のシーンで完璧に見せてくれる。
その後起こる大災害でもほとんどCGで
構成されているのだが、実際にこの規模の地震が来たらこうなるのかもと思えるほど凄まじくリアルに作られていた。
あともう一つ。救助隊というだけあってヘリコプターに乗っている。しかもザロックは隊長兼操縦士。これは筋肉の見せ場はちゃんと確保されているのだろうかと一抹の不安があった。
杞憂であった。
ヘリは墜落。手に入れた飛行機も早々に乗り捨て。結果肉弾戦。
わかってんじゃん。それがみたいのよ笑
と、そんな具合に見たいもの見れて、とても見やすいちょうどいい作品であった。