このレビューはネタバレを含みます
感想としてはメチャおもろ〜w
映像がキレイだし、ちょいちょいウェス・アンダーソンを思い出させる様な表現方法もあってなんか観ていて楽しい♪
スピヴェットはギフテッドそのもの。
ただ残念な事にそれを理解できる大人が周りには皆無。唯一それが期待できそうな母親は昆虫に夢中。学校の先生なんてバカ通り越してただの胸糞。
なので、ホントは捕まえる気が無い優しい?警官に捕まりそうになったり、ホントに優しいトラック運ちゃんに助けられたりしながら、スミソニアン協会に無事到着した時はホッとした。やっと理解してくれる大人達がいる所についたぞー!と。
ところで所謂アスペルガーと言われる人達の割合は全体の約1%らしい。これが東京大学の学生に限ると約25%まではね上がるとか。そして音に敏感な人が多いのも、こだわりが強い人が多いのも特徴だそう。
スピヴェットのスピーチ前に少しの間、沈黙と静けさがあり、その時にシャンデリアの揺れる音、人々の呼吸、グラスの中で泡立つシャンパン、指輪が皿に接触する音等がクローズアップされるのは、スピヴェットの緊張感を表すと共に、彼がアスペルガーの「気がある」事を暗に表現しているのではないかと解釈。僕は「緑色のノートにはスケッチしない」と言う拘りもまた同じ。
スピヴェットのあの素晴らしい発明の実用品がゆりかご揺らすだけってw
ランボルギーニのエンジンを軽自動車のボディに乗っけてみた!くらい勿体無い。
自分の息子がスピヴェットの様な子供だったら、その可能性を潰さないように全力を尽くしたいと思ってはいるが、その心配は今の所必要ないようだ。蛙の子は蛙w
毎日自分のウン○の状態を逐一詳しく報告してくる変なこだわりがあるし。
あっ、、ひょっとして。w