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ゴーン・ガールのbryantのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.2
どろどろ系サスペンスの最高傑作。

視聴者裏切りの要素も楽しめますが、本作の見所は、人間の醜い部分(偽り、虚勢、怠惰、憎悪、執拗さ、嫉妬、エゴなど)が如何にして人生を歪めるか。醜さをテーマにしている点では、同じフィンチャー監督の"セブン"ほどストーリーが綺麗ではありませんが、より生々しさがありました。

人間の醜さも強く貫けば、不自然で歪んだ人生をも正当化されてしまう、、そんな物語です。
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