当時高校の同じクラスの子が｢たまこラブストーリーすんごい良かったからブルーレイ買った｣とまで言っていたので思わずアニメから鑑賞して映画を観た事を思い出す。
アニメでは恋愛要素は殆どなくほわほわした空気感（めっちゃ褒めてる）だったし、もち蔵はそこまでキーパーソンでもなかったから二人の恋愛映画ってどうなるんだろうと透かした気持ちで観ていたがこれがもうとんっっっっでもなく素晴らしかったです、ありがとうございます……
お話も良いが何よりアニメ映画ならではの｢表現｣の部分に心が一気に持ってかれてしまった。たまこが告白された後に走って逃げてしまうシーンでそこに在るはずの人や建物、全てのものがうまく焦点が合わずに自分の世界に入り込んでしまう様にこんな表現があるん！？と度肝を抜かれてしまった…うまく受け取れなかったバトンも気持ちが定まった時に受け取ることができた描写ももう素敵すぎてたまらんわ。
これが天下の京都アニメーション様ですか。拍手。
恋愛でも｢告白｣という部分に重きを置いた作品なので急展開がある訳じゃないけど、そこに至るまでの2人の関係や当事者以外の心情までもが細かく描かれていて観てよかったと何度でも思える作品でした。
最後のあのシーン何？
胸きゅんとまらんのですが
