本編前に流れるFOXのチャッチャララ～ンって音楽からしてもうサンバ風！ラテン大好きな私にとって、このアニメはたまらない。アメリカ制作だけど、監督はリオ出身の方なので、ラテンの雰囲気がしっかり出ている。それゆえに、ポルトガル語が収録されていないのが非常に不満。前作もそうだったのだけど、なぜか日本番DVDでは省かれている。ポルトガル語のあの響きで観てこそ、よりブラジルらしい雰囲気を味わえるのに…！
前作は都会が舞台だったけど、今回はアマゾンの大自然が舞台でブルーに家族ができていた。都市と大自然という対照的な場所を持ち合わせているのがこの国の良さでもあるし、その環境の違いをブルーを通して感じさせている。音楽の詞には情熱的に愛を謳ったものが使われていたり、日常に溶け込んでいるサッカーも盛り込んでいてブラジルらしさ満載。前作同様の色彩美も観ていてウキウキ楽しくなる要因。またユーモアに富んでいて、とくに”HOME SWEET HOME”のジョークは1本取られた！（現代人だからわかるジョークだけど。笑）こうして明るい気持ちで楽しませながら、人間のエゴ・自然の摂理・愛情を描いていて、それもまたラテンっぽさかもしれない。ただ、ストーリー性とか細かな部分を気にすると平凡さを感じるかも？
“Happy WIFE, Happy LIFE.” その通りだ。笑
ちなみにブルーノ・マーズ、アン・ハサウェイ、ジェイミー・フォックスと、声優陣が何気に豪華。
