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プールサイド・デイズのchisatoのレビュー・感想・評価

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)
4.2
海辺の町に夏休みのバケーションでやってきたダンカン少年の成長と、彼を取り巻く人たちの短い夏の話。
40歳の童貞男のスティーブカレルが母親の恋人なんですが、出だしから主人公に「お前は10評価のうちの3だ」とか言い出す嫌なやつで、主人公は最初そんな彼にいじめられてばっかりのシャイな男の子に見える。だけど彼も悩んでて、そんなときに出会ったプールの従業員のおじさんに気に入られて、雇われてからどんどん人が変わっていく。最初は肌も青白くって自分の殻に閉じこもりがちな性格なんだけど、プールで働くうちに日焼けして、サングラスなんかかけちゃって、性格もどんどん明るくなっていく。
グレッグモットーラのアドベンチャーランドは北部の夏でもどよんとした郊外だったけど、これは南部の海辺で、まさに夏といえば!っていう景色が目に楽しい。スライダー下るときのハンドヘルドの映像、夏にプールのCMでよく見るやつだって懐かしくなった。
サントラも、古臭くないんだけど、なんとなくレトロな雰囲気があって結構よかった。やっぱり青春映画には最高の音楽がなくちゃ。
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