ファーナス／訣別の朝の凛太郎は元柚彦のレビュー・感想・評価

スコットクーパー監督×クリスチャンベールだし間違いないだろうということで見た。
結果的に間違いない傑作だった。
善人が善人として生きることが許されないアメリカの現実に胸を引き裂かれる。
ラストは救いか、堕落か。
クリスチャンベールの表情のカットで締め括られる結末は「荒野の誓い」を思い出させたが、もっとテーマが身近な分じわじわと押し寄せてくる余韻があった。
関わってしまっただけで人生が終わる恐ろしいキャラクターをウディハレルソンが演じてるのだが、怖すぎた。