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宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海のOSHOのレビュー・感想・評価

3.0
松本零士さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
松本零士さんと言えば『宇宙戦艦ヤマト』、本作は松本零士さんは関わっていませんが、追悼の意味も込めて、まだ観たことのない、本作を観ました。

宇宙戦艦ヤマト…
1974年に記念すべき第一アニメシリーズが作られ、
2013年に第一シリーズのリメイク版アニメシリーズが作られ、
2014年にリメイク版アニメシリーズの総集編として作られたのが、この映画。

ストーリーは1974年版とほぼ同じ。地球を浄化再生するコスモリバースを貰いに何万光年先にあるイスカンダル星に行く物語。

何の説明もなしで、いきなり冥王星の戦いから始まる。1974年版などで宇宙戦艦ヤマトの基礎知識がない人はわかりにくい…

そして、26話のアニメの総集編だけにストーリー展開が早すぎる。

一方、この映画で登場したキャラは松本零士の世界観と違い、ストーリーを改変した箇所は1974年版より面白くない。

それと、元々いたキャラクターも、
男はイケメンに、
女は萌え系に
修正している。←これはかなり不快。

つまり、オリジナル版を知らない人にはわかりにくく、オリジナル版を知ってる人には違和感でしかない宇宙戦艦ヤマト。

そのため、当時はあまりヒットしなかったし、あまり評価も高くないのでしょう。

今作は松本零士さんの追悼の意味を込めて観たけど、このクオリティーだったら、2010年前後に作成した松本零士さんが関わってない『宇宙戦艦ヤマト』シリーズは観ません。
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