あかねちん

ノア 約束の舟のあかねちんのレビュー・感想・評価

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)
3.3
ダーレン・アロノフスキーは鬼気迫る人物を撮らせたらピカイチだなあと改めて感じた。

ダイナミックな映像表現と逆光で映し出したり、人間の歴史をパラパラパラーっとパラパラマンガをめくるようにしたりストップモーション使ったりとそこは観ていて面白いなあと感じた。

正直、ノアの箱舟伝説って大まかな部分しかしらないし、聖書に親しみもないしで、観終わったあととりあえず「本当の旧約聖書に書いてある物語ってどんなんだろうか」という思いでモヤモヤっとした気分になりながら鑑賞してしまった...だってあまりにもノアのキャラクターがトチ狂った感じで...

ラッセル・クロウの演技はもちろんだけど、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソン、ローガン・ラーマンと一人一人が演技に迫力があり見応えあったラッセルはトチ狂ってるし、エマは出産シーンもあって「ハーマイオニーこんな演技するようになったかあ」としみじみと感じ、ローガンはこういう"こじらせ"た役合うな〜wと改めて思った。

あと、やっぱり洪水のシーンとかは映画館で観たほうが迫力は伝わりやすいと思うので映画館で観てそこは良かったと感じた。
あかねちん

あかねちん