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チョコレートドーナツのsatsunのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.5
なんだこのやるせない、、

今でこそハリウッド女優などが自分の性についてカミングアウトしたりして少しずつですが理解が広まっているような気がしますが、この物語の舞台は1979年、まだまだLGBTに対する理解が無かった時代。

この映画を観て僕はこれからそういった方々に出会っても偏見を持たないようにしようと思いましたが(観る前に差別的な気持ちを持っていた訳では無いです)、恐らく最初はどうしても「えっ」と感じてしまうんだろうなぁと思います。恋愛は異性同士でする物だと僕たちの頭の根底に根付いていると思うんですよね。

今は様々な常識が常識じゃなくなっている時代なのかな。僕も柔軟な考えを持って生きていきたいです。

ルディを演じたアランカミング。歌を歌っているシーンでは力強くて美しく、マルコとのシーンでは本当に母のように見えました。マイノリティな立場だとしてそれがどうした、と力強く生きているルディに勇気をもらえる映画でもありました。
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