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チョコレートドーナツのKKのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.6
何度観ても心に刺さる素晴らしい作品

子供の未来を考える時、その子のことを本気で考えていない大人の都合で決めてしまうと、そこには悲しみと苦しさしか残らない。
世の中のどれだけの子供たちが、親や周りの大人によって悲しい思いをしてるんだろう。
子供にとって親が全ててないことを、もっと多くの子に知ってもらいたい。

親だからって何もかも我慢する必要はないし、親だからって何でも言うことを聞かなきゃいけない訳じゃない。

血の繋がりはなくても、本当に愛してくれる人がいるはず。そして、私たちは子供のことを本気で考えている人、LGBTだったり、他の人と違う部分があったとしても、その子を想う本気の言葉には耳を傾けなければならない。

どんなに後悔しても、失われた命は戻ってこない。

チョコレートドーナツを頬張るマルコの笑顔が大好き☺


2018.3.16 4.6
人の愛とは何か?ってことを考えさせられた。

誰よりもマルコを愛している2人と誰よりも2人を愛しているマルコがどうして一緒に生きられないんだろう。2人のマルコへの愛情は、裁判のシーンからも痛いほど伝わってきた。裁判官たちには伝わらなかったのか。ゲイという偏見だけでその人の本当の人間性を見ようとしない彼ら。ラストの手紙で彼らがそのことに気づいていたら救われると思った

いくつも心に突き刺さる言葉があった。
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