これまた素晴らしい映画に出会いました。
題名がスイーツ女子っぽいのでスルーしていましたが、そんな甘い映画ではなかった…。
皆様のレビューを読んで鑑賞しました。感謝です。
舞台は1979年。
アメリカでも同性愛への風当たりは強く、偏見と差別に満ちた時代だったのでしょう。
社会的弱者や少数者。
辛い境遇に置かれたダウン症の少年とゲイカップルが、心を通わせ家族となっていきます。
それは、私にはごく自然な事のようにも思えました。
辛い時に優しくされる喜び。
それを知ってるんだよね。
3人の演技から滲み出てました。
アラン・カミング演じるルディの母性?父性?には、いっちばん泣きました。
「晩御飯にドーナツなんて、身体に悪いわよ…」
なにこの完璧な母親( ; ; )
たまにはいいさって言うポールも、完璧なパパっていうか。
もう、どっちがママでもパパでもいいんだけど。家族!です。
作中のBGMやルディの歌声がまた涙を誘います。しっとりしたピアノの音色と歌声にのせたホームムービーを思い出すだけで…(/ _ ; )
そして。物語の結末は本当に色んな事を投げかけてくれます。
力強いルディの歌声が心に響きました。サントラ買わなきゃ。
こりゃー、上映当時に立ち見や行列が出来た話にも納得です。
いつか子供達が成長したら一緒に鑑賞して、色んな事を考えたり、質問されたいなー。
LGBT、アライ、ダウン症、たくさん勉強して理解しなければ!