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チョコレートドーナツのmicoのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.7
ミルク、アデル、ブルーは熱い色と、同性愛が取り上げられてる映画を最近見てたからか、理不尽に差別される現実に対してはあまり衝撃は受けなかったのが正直なところ。8mmで描かれた三人の暮らしの部分を、もっと見てみたかった。事が急変するところしか長く撮られていなくて、3人の世界にそこまで入り込めず。それでも、マルコのにって笑う顔はとてもかわいくて、ルディの眼差しは優しくて、歌声は生命力に溢れてて力強くて、ポールは内なる熱い愛情に溢れてて。my home とよべる場所、それは愛し合う人たちのいる場所で、それが当たり前にあることってすごく幸せなことなんだって思った。こういう、マイノリティを取り上げた映画を通じて、当たり前、って思ってることが、そうでもない、っていうことに、多くの人に気づいて欲しいし、ちょっと考えてほしい。
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