《昼はホームセンター従業員、夜は”仕事〟請負人》
前回レビュー作”ジョン・ウィック〟を観た流れで”イコライザー〟を思い起こし…
Amazonプライムにて再鑑賞。
アントワーン・フークア監督×名優デンゼル・ワシントンで描く、男の美学。
マッコール(デンゼル・ワシントン)は元CIAエージェント。
彼は過去を封印し、ホームセンターでスタッフとして働いていた。
行きつけのカフェで訳ありの少女と出会ったことで、彼の封印していたものが解かれていく…
”ジョン・ウィック〟”Mr.ノーバディ〟同様、敵は強力なロシアン・マフィアだ。
ミステリアスな雰囲気を漂わせるロシアン・マフィアだからこそ、スタイリッシュで洗練された空気感が本作からも感じる。
”ジョン・ウィック〟のような魅了される世界観はないものの、本作にはインテリジェンスがある。
主人公マッコールは日本でいえば、弱きを助け強きを挫く、”必殺仕事人〟の中村主水だ。
デンゼル・ワシントンのドシリとした存在感がピタリとハマり、物語に安心感をもたらしている。だから良くも悪くもハラハラ・ドキドキの緊張感はあまりない。
骨太な男の世界を描かせたら天下一品のアントワーン・フークア監督。
本作には、日本の武士道に通じるものがある。
続編があるけど、またの機会に。
”ジョン・ウィック〟”イコライザー〟を続けて観て、あらためて思う…
やはり”Mr.ノーバディ〟は素晴らしい‼︎