かなり久しぶりに視聴しました!! ジャケのとーちゃんとロボとーちゃんが腕相撲してる描写に、この作品の全てが詰まってるよね。スタローンの腕相撲作品「オーバーザトップ」ほど、腕相撲してるシーンは少ないんだけれど、1つ1つの腕相撲シーンに対して非常に燃えるものがあります。
そんな今作。作中に出てくる大人の階段が未完成で、長期アニメ特有のキャラの年齢が一切増えないことを彷彿させる所が地味なんだけど面白かった。そして、そんな子供を支えるかのごとく、ロボとーちゃんが助けに来る所には、父親としての威厳が尊大に出てました。
子を様々な場面で助ける親という構図。それが衝突し合った先のとーちゃんとロボとーちゃんとの口喧嘩(腕相撲を添えて)。ストーリー前半で、ロボひろしとしんのすけが仲睦まじく遊んでるシーンがあるこそ、ロボの方にも感情移入してしまう。そのさじ加減が絶妙で良かったです。
そんなぶつかり合いに助言するしんのすけの台詞。とーちゃんもロボとーちゃんもオラのとーちゃん。腕相撲だけでなく、この台詞にも全てが注がれていて、心打たれました。
久々のクレしん映画でしたが、本当に面白かったです!