鹿shika

午後3時の女たちの鹿shikaのレビュー・感想・評価

午後3時の女たち(2013年製作の映画)
3.5
夫とのセックスレスにn悩むアラフォー主婦・レイチェルが、友達といったストリッパーバーで出会った若いストリッパー・マッケナと偶然街中で出会い、自分の家に住まわせ、自分の人生を見つめ直す。

こういう自分の人生を見つめ直す系の映画はなんか好きなんですよね。
自分の現状に満足してるつもりだけど、他の人の人生が羨ましいとも思って、少し覗いてみたくなる衝動、めっちゃわかります。

自分は1人で色んなところに顔出して、色んな人と色んな場所で遊ぶのが好きだから
彼氏とかできないんだけど、地元の友達のるなちゃんはいつも
「あんたみたいな遊び方に憧れる」と言ってくれるのだよね。
きっとるなちゃんも安定した幸せに、たまに息苦しさを感じるのだろうね。

今作は、援助交際するマッケナを心配しつつも、人間味のある彼女に羨ましさを感じ、
人として尊敬し始めるレイチェルが印象深い。

「娼婦」という言葉に敏感に反応して、「娼婦」だって立派な職業じゃない?という。
うーん。私もそう思うがね。
働かずに親のスネ齧ってるプー太郎より立派だろ!

楽に稼いでるって思ってる人ほど、できないからやってみ?と思うよな。

だけど、この2人の女性は関わることは難しかった。
そういうラストは少し嫌だったかな。
結局、ストリッパーとエリートは交わることはできないんかい!
マッケナによって、エリートたちの仮面が剥がれまくったのはスカッとするけど、
それによってマッケナが傷つくのは違うよな、、
鹿shika

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