”ジャケ買い”(いまや死語だが。笑)のように本作をサムネイル・ビジュアルでチョイス。予備知識なし。あらすじも全く読まず。
クレジットだけチラ見すると『ノッティングヒルの恋人』や『ブリジット・ジョーンズの日記』のリチャード・カーティス監督なので、完全に”普通の恋愛映画”だと思いながら観始めてビックリ。。まさかの時間系?!
イギリスに住む独身の青年ティム(ドーナル・グリーソン)は、21歳を迎えた日に、父(ビル・ナイ)から驚くべき事実を知らされる。それは「彼を含めた一家の男たちはみな”タイムトラベル能力”を備えている」ということだった。
ティムは戸惑いつつも、恋人探しや違う人生の模索のためにその力を駆使。その中で大切なことに気づき始める。といった内容。
最近「時間にまつわる映画」を多く観ていたので意識的に避けていたのだが、”好き”は勝手に引き寄せられるようだ。笑
トム・クルーズの『オール・ユー・ ニード・イズ・キル』のように”死にゲー”ではないが、失敗を何度もやりなおして人生を修正していく。
「自分ならこうするのにな!」とか「あの子にするな~。。」とか思いを巡らせながら楽しく観ていたが、ラストは考えさせられる内容に。
物語には関係ないが、シャーロットを演じている若かりし頃のマーゴット・ロビー、「どタイプ」!笑
明るくも、時に悲しく、爽やかに、時間の大切さをしみじみ感じられる作品。
勝手に抱いていた内容と全く違ったが面白かった。
秀作。