Clara

New York 結婚狂騒曲のClaraのレビュー・感想・評価

New York 結婚狂騒曲(2008年製作の映画)
2.7
ユマ・サーマン、コリン・ファースを起用はもったいない。全部が中途半端だった。

エマのバックグラウンドが見えないのに、家族にちょっと一癖あるのがわかるシーンを中途半端に入れてくるが、特に必要性を感じない。
リチャードが安パイ扱いされる理由も見えきらない。稼ぎや安定感などの条件は満たしているが、決して面白みのある人ではないということなのだろうけど、そこをもう少しはっきりさせないと、エマの心の変化の理由があやふやにならないか?
そして、パトリックが奇想天外なのはわかるが、他には?って言いたくなる。子供っぽい部分に対する突っ込みはないのか!

エマは自分の研究結果に基づいて、自分の恋愛もコントロールしてきたはず。だから、相手はリチャードだった。でも、研究通りになんていかない。人それぞれ違うし、もしかすると自分が求めているものが勘違いの可能性さえある。理想を持つことは大事だけれど、縛られ過ぎるのはよくない。人の心は、自分自身でさえ読めないことが多分にある。
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