アメフト選手のジョージクルーニー演じるドッジは、不人気と資金難からチームが解散してしまい、国民的英雄のアメフト選手カーターをスカウトし、チームの再結成を目指す。
そこにカーターのスキャンダルを追いかける女性新聞記者のレニーゼルウィガー演じるレクシーが現れ、何やら三角関係が始まるというストーリー。
邦題は「かけひきは恋のはじまり」ですが、特にかけひきをしているわけでもなく、アメフトがメインのスポーツ映画でラブコメがサイドストーリーとなっている感じ。
時代設定が1925年ということで、その時代の音楽や服装、交通機関には蒸気機関車、バイクや電話、全てが私にはレトロでオシャレに見えて素敵でした。
ジョージクルーニーって良くも悪くも何を演じてもジョージクルーニーなんですよね。
ジョージクルーニーのちょい悪オヤジな感じがこの作品の時代や雰囲気にすごくマッチしていて、いい味出してるなーと思っていたらこれ、ジョージクルーニー監督・主演作品だったんですね。
自分の魅せ方をよく分かっていらっしゃる辺り、さすがだなぁと思いました。
時代を感じさせるこっ恥ずかしいような口説き方もジョージクルーニーが言うと、痛くも可笑しくもなく、サマになってるし。
個人的にサイドカー付きバイクが登場するのもお気に入り。
ただジョージクルーニーにサイドカーに乗ってほしかった。
インディージョーンズの最後の聖戦のインディーとお父さんみたいに(笑)
シュールな笑いを誘う作品でした*