ドイツ映画なんだけど、カナダに移民したドイツ系カナダ人が法王に会いたくてローマに行くというコメディ。
直接ドイツからローマでもいいと思うんだけど、何故だか、間にカナダが入っています。
皆、敬虔なカトリックかと思いきや、イタリア人は詐欺男だし、
主人公のマルガレーテにも秘密があったし、なんと肝心のバチカンの司教が金(寄付)を要求しているところまで映していて、いいのかコレ?
でも描きたいことは、人間は過ちを犯すけれど、本人がちゃんと反省すれば前に進めばいいじゃん!という、余りカトリックと関係無いところに主題があった様に思いました。
マルガレーテだけでなく、彼女のクーデターによって、結果、娘の家族の中年の危機も回避でき、孫も新たな道に進んでいくという、家族系ほのぼのコメディだったので、楽しく観れました。