Null

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主のNullのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

霊が見えることで周囲から奇異の目で見られていたオットーが、その能力を活かして町ねおきる大規模殺人事件の計画を阻止して救世主として街から受け入れられるも、無二の理解者であり運命の人との別れを伴い自分の人生を歩み始めるサイキックサスペンスアクション。


んー、面白い…とは思うんだけど
割と複雑な推理?構造なのに
ちょっとご都合主義が多い。


あと何より、
可愛くて完璧な理解者の彼女が
死んでしまう理由が
ちょっと理解できなかったんですよね。

町からの疎外感

町から称賛

得るものもあれば失うものもある。
人からの評価ではなく、
自分の両足で歩む人生を。

みたいな話なんでしょうか?
それにしては町との関係にそもそも悩んでなさすぎるし、本人も賞賛されたかったわけでもない。
確かに浮いてるけど、そこそこ上手く溶け込んでるし、良すぎる理解者が2人もいる。(署長の妻合わせると3人)
どちらかというと、町ではなく両親との関係の方が課題だったのでは?
あるいは、
ヒーローは悲劇・悲哀がつきもの的なことだったのかな?



ボダッハという悪霊が湧けば湧くほど
大惨事が起きて人が大量に死ぬ
という設定は、
めちゃくちゃ面白いと思ったんですよね。
しかも、気付かれたら殺されるっていう超ハードモードテレサ設定。
ただ、そのわりに結末が若干チープだったのが残念。


あと、ロバートソンのことを
ロバートソンって言ったり
ボブって言ったり、
ややこしいよ!笑
そもそもロバートソンがややこしいキャラなのに。。。

やたらプーさんの例えで泣かせに来るのもね。
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