このレビューはネタバレを含みます
リバー・フェニックスの幻の遺作
先住民の居住地を奪い、度重なる核実験で世界の果てと化してしまった砂漠が舞台
実際に起きた先住民に対する人権迫害の悲しい歴史を凝縮したようなストーリーに思えた。感謝の気持ちすら全くなく最後まで身勝手なハリーをみているとなおさらそう感じる
ラストでもネイティブ・インディアンの血を持つボーイを殺した白人夫婦を、先住民の警察が許して逃す。複雑な気持ちだったが、これも”復讐”を繰り返すのを避け、”許す”という行為を示したのだろうか…
1993.10.31
リバーが亡くなった時は本当に信じられなくて
悲しくて悲しくてたまらなかった
もう30年
これまで見たことのない
リバーの新たな演技が見れて嬉しかった
彼の繊細な演技が大好き
渾身の演技が伝わってくるだけに
本当に残念でたまらない
長年未完成のままだった作品を
完成させ公開してくれた
監督に感謝します
リバー・フェニックス、安らかに眠れますように