Natsuho

それでも夜は明けるのNatsuhoのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
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本当に黒人の差別問題っていうのは、日本人である私があーだこーだ言える話では無いんだろうなと毎回思う。歴史や関連した憲法の問題があったり、"肌の色が"みたいなそんな表面的な話ではないのだ、という事を毎回突き付けられる。

最後に言及されていた地下鉄道は『ハリエット』で出てきた為、時代背景に対して理解がしやすかった。『アンテベラム』などでも出てきたプランテーション、人種の中での家父長制、いまだに続く根深い問題の重さを改めて実感させられる。

プラピが善良な白人として出てきたのは流石PLAN B…って感じはしちゃったけど、現実的にこういう一部の人達のはたらきによって、稀ではあったものの救われた人達が居て、今に繋がってるんだよね。
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