新人アイドルのデビュー曲がいわくつきで…という話、モキュメンタリー映画のはしりみたいな映画らしい。
リアリティを演出するための手法がこの頃から色々考えられていることが分かって面白い。
・映画・音楽関係の有名人や俳優さんを本人役で出演させる
・セリフを噛んでNGになったシーンを使用する
・怪しい人間を特に説明なく映りこませる
などなど。
何も知らずにテレビでこれが流れたら本物のドキュメンタリーと勘違いしてしまう人も居そうなぐらいのリアル路線だった。
最初は地味に情報を散りばめて、次第に情報が統合されていくと共に表現も派手になっていく。
これが「小中理論」ってやつか!知らんけど…!
でも一部急にカメラ目線になって説明セリフを語るようなシーンがあってそこで作り物であることを思い出してしまったw
まあリアル過ぎても問題になりそうなのでちょうどいい塩梅かな。
あとエンドロール後までちゃんと見ることをオススメします。
竹中直人さんの迫真の顔芸が楽しめます😆