デイジーベル

ホドロフスキーのDUNEのデイジーベルのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
4.0
この作品を観る前と観た後では、「価値観」が変わるかも知れません。

「失敗する事の大切さ」すら感じ取れる、当時(今)の熱い想いが伝わってくる。

文字通り、命をかける程の情熱の元に集められる″魂の戦士″達、公開していたら、映画の歴史を大きく変えていたであろうと言われている作品だが、この作品は完成していなくても、歴史を変えていた。魂が込められた想い(作品)は繋がっていくのだ。
(ホドロフスキーのデューンのラストシーンでもこれは予言されていたのだ。)
この作品が無ければ、「エイリアン」も「ブレードランナー」も存在しなかったのだろう。「スターウォーズ」だって違う作品になっていたのかも知れない。そう思わずにはいられない。

そして今なお、私達の「価値観」すら変える存在なのかも知れない。

(デヴィッドリンチのデューンを観に行く話は特に面白かった)


名言 語録がたくさんあるので、お気に入りの言葉を探すのも面白いかも知れない。