はる

ホドロフスキーのDUNEのはるのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
4.1
決心つかず何年もかけてやっと今年観始め、今やっと見終わった。
前衛演劇をやってた人って気難しいイメージがあったけど、ホドロフスキー、めちゃくちゃかわいい人だ!
撮影当時84歳と言ってるけど全然見えない!!記憶も鮮明によどみなく喋ってなおかつ情熱を全く失ってなく、中身は少年のままに常に前を向いてるおじいさんだった。
デビッド・リンチに渡ったDUNEを当時まだ少年だった息子に「戦士なら自分の目で見なきゃだめだ!」的な感じでハッパかけられて一緒に観に行って、開始時は泣きそうだったけど観てるうちにあまりにも出来が悪くてだんだん元気になったっていう話をニコニコしながら話してるところで爆笑しちゃった笑笑
あまりにもかわいくて笑笑
私はお金を出してもらう以上利益が出ないといけないというのは確かだと思うけど、ホドロフスキー自身が天才奇才というタイプの人だからホドロフスキーの話に乗ったプロデューサーとか制作の人がハンドリングするべきだったんじゃないのかなあと思った。
まあ撮影できたとしても時代が追いついてなかったかもしれないな、ホドロフスキー監督のDUNE、観たかったな。
ホドロフスキーが撮った他の作品はエンドレスポエトリーしか観てない、これからひとつひとつ観ていこうと思った。
はる

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