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ドニエプル攻防決戦1941のまるまるのレビュー・感想・評価

ドニエプル攻防決戦1941(2009年製作の映画)
3.0
この映画がベラルーシの戦争映画だと知りまして、
前にウクライナの戦争アクション映画を観たので、
その逆サイドから見た戦争映画ってどんなだ?
ということで鑑賞しました。
2013年ベラルーシ制作

1941年。
ドニエプル河を渡河して侵攻してくるドイツ軍を、
ベラルーシの東、モギリョフあたりで迎え撃つソ連軍のお話。
ドイツ軍の言うバルバロッサ作戦。
ソ連の言う大祖国戦争の、ドイツが破竹の勢いを見せてた割と初めの方の話。

村人が女子供まで駆り出されて、塹壕掘らされたり、火炎瓶つくらされたりとか、損耗が激しいので次々兵隊っぽさのない、あんまりやる気が見られない新兵が補充されて来るあたりとか、そのキレ気味の教育係とか、このへんの描写は旧ソ連の国の映画ならではの説得力。


ミリタリーファンは楽しいと思います、この映画。
三号戦車、四号戦車、短砲身の4号戦車、ハーフトラックKfz251、BA-20、ソ連の四角い鉄板の野砲。
これ全部、ホンモノですよねw
走ってましたよー(^^)/塹壕のりこえてましたよー。有刺鉄線ぶち抜いてましたよーw
大戦中の装甲車や、鹵獲したドイツの戦車、今でも整備して保存してるんでしょうか。
すごいなぁ。
何の遮蔽物もない草原を、装甲車と
銃を撃ちながらザックザック歩く歩兵が
隙間の無い横一列になって前進するとか
狂気のカットもありましたがw
ナポレオンの時代かよと(;^_^A
んでまた、兵士の装備もちゃんとしてまして、
昔作ったタミヤの歩兵シリーズ。
塗装できずに接着剤でべたべたくっつけてただけですけどw
あの時の兵装くっつけては喜んでた記憶が蘇るほど、
飯盒とか、水筒とか、謎の筒型容器とか、ちっさいシャベルとか、サブマシンガンのマガジン入れとか、
ちゃんとつけてましたよ、この映画の歩兵さんたちはw
ドイツの重機関銃MG42持った兵隊さん、二人一組ですが、一人が肩に銃身乗せて、後ろの射手が撃つってカットがありまして、これタミヤの重機関銃歩兵セットにあったぞ!とか思い出して懐かしんでしまいましたw
https://www.1999.co.jp/10000197
あれホントにできるんだ。肩熱くないのかな?
飛行機はCGでした。残念ながら。


前に観たウクライナ映画「バンデラス ウクライナの英雄」は、けっこうハリウッドナイズされてて、見やすかったのですが、こっちのベラルーシ映画は、なんだか妙な味だしてましたねー(*´Д`)
演出とテンポと演技とトーンが独特すぎてイライラしてきましたw
えらく長ったらしく感じて、観るのが大変。


主人公と思われる師団長の、まさかの職場放棄には
「戦争なんて馬鹿らしい。サボタージュ断行!女を救え!」
という、ベラルーシ、デニム革命の魂を見た…気がするw


…関係ないけど…
【Q&Aライブ】親米の中東までも"離反" 孤立するのはロシアか...?! それともアメリカ側か?!
https://www.youtube.com/watch?v=bGQRY5i6yz0
バイデンやばいんじゃなーい?
絶対ダメだってアイツ。
そもそもロシアが侵攻を決行だって、
早々にアメリカは軍事介入しないって
公言しちゃったからって言われてるじゃない?
わざとやってるって言われても驚かないよ、もう。
トランプに戻してくれよーホント。


メモ
ウクライナ侵攻で隣国は大変なことになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=TwaVA9bd-RE
ジョージアの今
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