みー

アクト・オブ・キリングのみーのレビュー・感想・評価

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)
4.5
よくぞドキュメンタリーでここまでのストーリーに仕上げられたな、と感じた。

アンワルさんは明らかにこの映画を通して変わった。
孫やアヒルに対する接し方を見てても、本当は優しい人なのかなと思ったけど、1000人を殺したという罪は消えず一生苦しむのだろう。

炎が揺らぐ中、村が襲われるシーンで遠くの方で聞こえる悲鳴が印象的だった。
泣いていた子供たちもよっぽど怖かったのだろうな。そこからラストにかけてはとても見応えがあった。

で、結局どんな映画が出来上がったのだろう。あの随所に挟まれるファンタジーな世界と女装の意味は…。
みー

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