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ウィ・アー・ザ・ベスト!のtoshiのレビュー・感想・評価

ウィ・アー・ザ・ベスト!(2013年製作の映画)
4.0
本日カリテコレクションで鑑賞致しました。以前から気になっていた2013年スウェーデンの作品でございます。

舞台は1982年のストックホルム。ボボ、クラーラ、ヘドウィグ、13歳の女の子達が主役のパンクな映画でございます。1982年に13歳・・・、私とタメになります。思えば同じく音楽をベースにしたシング・ストリートは1985年が舞台で私が高校生の時と、今年は大好きな音楽映画が私の青春時代にドンピシャであり、非常に楽しませていただいております。

楽器未経験なパンク大好きボボとクラーラはひょんなきっかけからバンドを組むことになります。全く楽器が弾けないのにバンドを組む・・・。正にパンクです。ギター歴4年の真面目なヘドウィグをバンドへ加入させますが、果たして彼女たちはまともな演奏が出来る様になれるのか・・・。

同じ男の子を好きになったり、意外と真面目に勉強したり、お酒を初めて飲んでみたり、そして音楽が好きだったり・・・。作品を観せられているというよりも、ごく普通で思春期な女の子達の日常を観ている・・・。そんな102分でございました。

ラストのライブは正に13歳の女の子達が演奏するパンクなナンバー。非常に可愛らしいです。

私はモテたい、目立ちたいというナンパな気持ちから14歳の時にギターを持ちました。が、弾けなければモテる事も目立つことも出来ないわけで、当時明星、平凡に付いていた歌本を片手にコードを覚える毎日でございました。彼女たちを観ていて当時の自分を思い出します。因みに私が一番最初にフルでギターを弾ける様になった曲は、チェッカーズの涙のリクエストでございますw

本作エンドロールは3,40秒ほどで非常に短いです。が、エンドロールがある意味一番パンクでしたw そんなパンクを感じたエンドロールにお席をお立ちになる方がちらほら。勿体なさ過ぎですw

最後に本作とは全く関係ございませんが、鑑賞中3人の一人の名前が呼ばれてその名前が字幕に映るたびに、「これ、九州では上映できないなぁ」と思いましたw
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