めかぽしや

わたしの名前は...のめかぽしやのレビュー・感想・評価

わたしの名前は...(2013年製作の映画)
-
アニエス・bのやりたい事やこだわりを
詰め込みすぎた感はあるけれど
時折り見せる映像にハッとする
ことがある。
KYOTOGRAPHIEでみた写真も
共通している感じ。

物語は父親に性的虐待を受けている
12歳の少女と
家族を亡くしているスコットランドの
トラックドライバーの
ロードムービー。
自然教室で1人、止まっているトラックに
乗り込んでしまい
知らずに出発してしまうドライバー。
そのまま旅をしてしまう不自然な感じや
旅の途中で出会う人たちもやはり
不自然なんだけど
この先の事を思うと目が離せない。
終わりがないようで
必ず終わりはあるから。


少女は全てを闇に葬り
生きる事を課せられたのだろう。


サラ・ムーンの『ミシシッピーワン』
を思い出しました。
めかぽしや

めかぽしや