この映画の後の顛末の方がより厳しいです。
映画に出演しない方がマシだったかもしれません。
この映画(と言うか実話)は、保険証を持っていないことにより、主人公の妻が必要な処置を受けられない話です。
保険証を持っていないということは、公的医療保険の保険料を払っていないものと考えられます。
主人公一家は電気代も払えないくらい貧しいので、医療保険の保険料も無理でしょう。
保険料を払わなければ、公的医療保険の保険証が失効するのは日本も同様です。
ただし、然るべき理由があり要件を満たせば、分割払い、減額、免除等の申請が可能です。
映画の途中に"子供の地"という支援団体(？)が出てきます。ここの職員に対する主人公の妻の態度は良くなかったと思います。
問題は行政(から病院への指導)なので、自分で直接行政へ働きかけられない場合は、こうした団体の力を借りるべきだったと思います。感情的に投げ出すのは自分にとってマイナスです。
