にっきい

劇場版 空の境界/終章 空の境界のにっきいのレビュー・感想・評価

3.0
1999年3月の雪の降る夜の話し。
一応本筋のストーリーとしては前作『殺人考察(後)』が、ハッピーエンドで終わってるので、今作はエピローグみたいな感じ。
と言っても公開順はバラバラだった出来事を、時系列順に振り返って両儀式とはどんな人物だったのか、式と黒桐幹也の関係性の変化を描く。
式の殺人衝動だけの人格"織"が何故消える必要があったのか?
それは式と織、2つの人格の同じ夢のため。
式が何故"直死の魔眼"を持つようになったのか?
式自身が虚無であり、織が消えた事故で昏睡してた間に無を見つめ続けていたから。
七章までの答え合わせ的な内容なので、今作だけ観てもちんぷんかんだと思う。
しかも終章なのに式の新たな人格登場。
別人格と言うかこれこそが"両儀式"そのものって感じなのか?
空っぽの存在で式と織はその身体を使って居たって事なのか?
七章までと違いアクションは無く、両儀式と黒桐幹也の会話だけなので、式の着物が今までとは違う豪華な物になってました。
着物でアクションってのがアニメとして大変だったのかな?
だから動きの少ない今作では帯や着物の柄など、細かい所まで書き込まれた物になってたのか?と思ってみたり。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年12月30日
鑑賞回:15:40〜18:20
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン1 C-1
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:155分(122分+33分)
備考:プログラムE『殺人考察(後)』+『空の境界』
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