にっきい

劇場版 空の境界/未来福音のにっきいのレビュー・感想・評価

3.3
なんか式のおっぱい大っきくなってない?

1998年8月未来視を持つ2人の話し。
今作の前に観た『extra chorus』は両儀式は出て来ず、未来視を持つ瀬尾静音と黒桐幹也の会話だけと言うスピンオフみたいな感じの話しでしたが、実は今作と密接に関わり合ってる。
まあ今作も本編のサイドストーリーや後日談って感じだったけど。
蒼崎橙子曰く、未来視に2種類あって瀬尾静音のは『予測』。
その名の通り状況から未来を予測するもの。
対して今作に出てくる爆弾魔は『測定』。
要素を測定して数値を埋める事で起きる未来を限定すると言う凶悪な能力。
この爆弾魔の声を石田彰がやってるんだけど、流石に14歳の声には聞こえない。
ずっと大人やと思って観てたから14歳って聞いてビックリした。
爆弾魔と式の闘いがメインなんだけど、『俯瞰風景』で巫条霧絵の能力で自殺した女学生の友だちと、『痛覚残留』で式と対決した浅上藤野の関わりが出てきたり、爆弾魔のその後の話しがあったりと、今まで観てきた作品と絡み合ったストーリーは楽しい。
超絶お人好しの幹也とツンデレ式の恋の行方が気になるところだけど、爆弾魔の後日談に両儀未那と言う式の娘が出てきて、父親が片目を失ってると言ってるので多分幹也の事(『殺人考察(後)』でラスボスに斬りつけられて失明してる)。
人の生き死にや背負った罪などを描いた暗い話しだったけど、最後はニヤッとさせられるようなハッピーエンド。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年12月30日
鑑賞回:18:35〜20:41
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン1 H-1
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:122分
備考:プログラムF『extra chorus』+『未来福音』
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