しろみさかな

クレイグスリスト・キラーのしろみさかなのレビュー・感想・評価

クレイグスリスト・キラー(2011年製作の映画)
3.0
前半は普通の恋愛映画のように過ぎていきました。後半からの流れは少し面白くなりましたが、全体的に面白いとは思えない映画でした…。
何が面白くなかったかというと、やっぱりドキドキしたりするスリルを、サスペンスには期待してしまうから、それが薄かったところです。それから心理描写も薄くて、全体的にチープに感じました。ヒロイン目線だときっと、こういう平凡なストーリーなのだろうけど、私たちが知りたいのはは不可解な犯人の心情なのです。主人公の心情がビジュアルとしてもっと描かれていたり、もしくはスリルのあるシーンや性的な描写があると、より面白くなったのではと思いました。実話ベースなのに、とっても薄かったです。勿体無い。
犯人のことがただただ気になりました。頭も良くて顔も良くて綺麗な婚約者もいて…。なのに恥ずかしいことや屈辱的な性癖を好むなんて、とても不思議でなりません。もしかしたら彼の幼少期に秘密があったのかもしれませんが。真相は闇の中…。人間ってやっぱり隣の芝は青いなのかなぁ…。
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