古いフランス映画観る
港町舞台
船長と恋に落ちて町を離れよう
とする娼婦デデと離れないヒモの話
早朝の港で始まり早朝の港で終わる。
紙袋から何か取り出し食べながら海
を眺め遠い所へ行ってしまいたい
ようで寂し気なデデ
すれ違う船上で目が合った船長と恋に
落ちたデデは娼館のオーナーの助けで
店辞め彼と町を離れる準備するが
シモーヌ・シニョレで可愛いと思ったの
初めてかもしれない
海眺めてるオープニングはとても可愛い
その可愛さとラストの血も涙もない非情
さのギャップ
ヒモのクズぶりが皆に愛されてるデデの
幸せを壊すという物語は普通ですけど
デデの表情や仕草が残る映画のように。
ヒモの始末の仕方は憎しみこもってた
デデを助ける娼館のオーナーが良い味
出してる。
オーナーもデデもそういう世界の人なの
も良いです。クズではないけどヒモと
変らないカタギの人ではない感じ
デデは一生忘れないかもしれない僅か
数日の物語でした
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