るる

インターステラーのるるのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見なかったことを後悔。
いやあ〜お見事。
クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーランの、王道を踏襲しつつ、ひねりの効いた脚本が好きな人間にとっては、
五次元の世界の圧倒的映像美といい、大満足。
SF的知識は「火の鳥」さえ読んでおけば、すんなり入ってくる。
『2001年宇宙の旅』のオマージュやアメリカ的フロンティア精神が随所に散見されて面白い。
良質なSFを見た、という満足感でいっぱい。
愛は時空を超えるというテーマはクサイ気もするが、結末で納得させてくれる。
ああ、ノーラン作品だ、という感じ。このひとの強引な伏線の張り方は、その強引さを上回るカタルシスでもって回収してくれるので好きです。
クライマックスから結末にかけて泣かずにいられないし、エンドロールでは放心。快作。
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