今年ダントツの一番好きな作品。
タイトルのLIFEにはミティの生活(LIFE)と、ミティの会社(LIFE社)の二つの意味が込められているのではないかと思いました。
前半と後半で大きく分けられており彼の空想事でしかなかった勇気がやがて本当になる。どうしようもない窮地に立たされた時に主人公は成長する。面白さと静かな感動が緩急付けて展開されており終始画面から飽きませんでした。
全体的にLIFE誌を彷彿とさせる情景があり、自分が世界を主人公と一緒に巡っている感じでとてもワクワクしました。フィルム写真についてもちゃんとディティールに触れていてそこも見所の一つ。
何回でも観に行きたい。そして出来るだけ大画面で。