ゴン吉

青天の霹靂のゴン吉のレビュー・感想・評価

青天の霹靂(2013年製作の映画)
4.2
劇団ひとりが、大泉洋を主役に迎え、自分の小説を初映画監督したヒューマンドラマ。

父親とは何年も会っていない売れないマジシャンの晴夫。
ある日、彼のもとに、警察からホームレスの父親の訃報が届く。
父が暮らしていた河川敷の場所に足を運ぶと、乳児時代の自分が父と二人で写っている写真を見つける。
その時、青天にもかからず落雷が直撃する。
気が付くと自分が生まれた1973年にタイムスリップしていた。
晴夫は浅草の雷門ホールで、ある女性と組んで謎のインド人マジシャンとしてデビューする。
やがて自分の出生の秘密を知ることになる。
そしてTVのオーディションに望む!
紙で作った白いバラが赤く染まった時……

親の心子知らず。
当初は自分の存在意義や生きる希望を見失っていた晴夫が、徐々に自分を見つめなおし、最後には自信を取り戻します。
心に響くヒューマンドラマで、後半は涙です。
劇団ひとりと大泉洋のコンビが素晴らしい。
特に大泉洋の演技は流石です。
クライマックスで見せた心に雲一つの迷いもない大泉洋のマジックショーが輝ています!

「ありがとう」  

地上波TVで鑑賞 
ゴン吉

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