ゴン吉

ネゴシエーターのゴン吉のレビュー・感想・評価

ネゴシエーター(1997年製作の映画)
4.0
警察のネゴシエーター(交渉人)の活躍を描いたポリスアクション作品。

エディ・マーフィが主演、カーメン・イジョゴがヒロインを演じ、マイケル・ウィンコット、マイケル・ラパポートらが共演。

サンフランシスコ市警のスコット・ローパー刑事(エディ・マーフィ)は、ネゴシエーターとして強盗犯と交渉することで多くの人質の命を救ってきた。
ある日、同僚のサムが、宝石強盗事件の容疑者コーダ(マイケル・ウィンコット)に聞き取り調査した直後に殺された。
さらにコーダは別の宝石店に押し入り、人質をとって逃走。
スコットは、SWAT出身の新人の相棒(マイケル・ラパポート)とともにカー・チェイスの末に逮捕するものの脱獄。
スコットの恋人である記者(カーメン・イジョゴ)を人質にとり、押収した宝石との交換を要求するが……

冒頭はネゴシエーターとしての活躍が楽しめますが、後半は単なるポリスアクションドラマになってしまったのが残念。
というよりは原題は「Metro(サンフランシスコの新聞)」であり、「ネゴシエーター」は邦題オリジナル。
新人の相棒が優秀で終盤大活躍するが、バディとしてのスコットとの絡みが少なくあっさりしている。
一方、スコットの彼女が襲われハラハラです。
またサンフランシスコならではの坂と路面電車を利用したアクションが繰り広げられ、クライマックスは迫力の爆破シーンです。
「敵に勝てると思ったときは負けている!」 
まさに原題の「Metro」な作品です。
「てっきり俺はケのツク話しかと思ったじゃないか」 

2023.6 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:植田尚子 訳)
2021.3 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替)
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