ひかる

ブルー・アンブレラのひかるのレビュー・感想・評価

ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)
3.7
短編映画をいくつか観ているなかで、こちらの作品を知り、気になっていて、この度鑑賞。

街を行く、傘の群れ。
沈んだ色の街の中。
まるで光を灯したように、青い傘が1つ。『ブルー・アンブレラ。』

その街では、様々な物たちが意志を持ち、いのちを持っているようだった。そのなかで、青い傘は、赤い傘に出会い。惹かれ。恋に落ちる。その矢先に、青い傘は風に巻き上げられ飛ばされてしまう。それでも。様々な物たちが、青い傘を赤い傘のところに送り届けようと、各々の力を使い、青い傘の無事の為、またこの恋の為、協力してくれる。だが。

最後には幾らか汚れてしまいながらも、再び赤い傘に出会い、身を寄せ会う。
雨の日の幸せな恋の予感。

幾らか沈んだ気持ちの雨の日も、こちらの作品を思い出し、ふと、明るい気持ちになれそうです。
といっているうちに。雨が降ってきました。

この青い傘の物語を思い出し、少し微笑んでしまいます。
面白かったです。
私には良い作品でした。

Disney+にて。 2022/05/31/。
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