YAZ

国家誘拐/レンディションのYAZのレビュー・感想・評価

国家誘拐/レンディション(2007年製作の映画)
3.9
CIAのジェイク観る

分析官ジェイクがアラブ系某国で
テロに遭遇。同僚死亡で工作員に
任命され捜査責任者に。
南アから帰国したエジプト系米国
人は空港でテロ実行犯の関係者と
して某国に連行され拷問受けるが

面白かったです
なるほど未公開なのねとアメリカに忖度
したのかもと想像してしまいます
9.11以降、CIAは怪しい奴を無条件に他国
に送り込み尋問(拷問)出来るらしく、
「Rendition」と呼ぶそうです

見所はいくつか有り
分析官だったジェイクは拷問に立ち会う
経験も無いのでこんな酷い事!と衝撃を
受ける一方で現場に染まってない分この
やり方に疑問を持ち独自に捜査を始める。
CIA内部の話

エジプト系の奥様(ウィザースプーン)が
コネ使い旦那救おうとする家族の側面
から、拷問指揮する男にもテロと家族は
重要な関わりが明らかになる。
家族の話

基本はCIAの超法規的措置と言う法無視した
方法を告発してますが、この措置の責任者
(ストリープ)の言い分も取り上げてる
フェアな映画でも有ります

CIAのやり方が正しいかどうかは別にして
何が真実かの確証を持てないのも事実。
時間軸少しいじってますがメチャメチャ効果
的なのにはかなり驚き
あっという間の2時間でした
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